石田紫織 ROOM

 




寛子は、駅の改札口へ向う途中だった。途中で、昨日からのことが頭から離れなかった。私は、やっぱり、淫乱な女なんだわ。

昨日の夜は、結局夜中の2時過ぎまで、男に犯されつづけ身体中から精液の匂いが立ち込めているような気がした。

男は、車で寛子を家の近くまで送りながらも、自分の股間を執拗に寛子に舐めさせ続けていた。車から下りがけの寛子に向かい、必ず明日は、ノーパンで出社するようにと強く命令した。

朝、自分の部屋で目覚めた寛子は、昨日のことを思い出した。

彼氏へ報告しなければいけない。彼氏からは、彼氏以外の男にエッチなことをされたり、他の男と身体を重ね合わせたりした時には必ず報告するようにと言いつけられていた。

それに、今日は男の言い付けどおり、下着を身に付けず出社しなくてはならないだろう。

昨夜のホテルでの狂態を男はしっかりとデジタルカメラに収めていた。

後で、知らされたことだが、テープレコーダーに寛子との会話や、寛子の快感に塗れた嬌声まで録音してあった。テープの中には、はっきりと寛子の声で、男の性欲処理玩具になると誓っているフレーズが録音されていた。

男は、寛子に、もし寛子が男の命令に従わない場合は、この写真とテープを公開すると脅した。寛子は、彼氏に撮られた淫らな写真を投稿雑誌に掲載されたことがあった。その時に掲載された写真を見て寛子は、どうしようもなく感じる自分を発見した。

「この寛子の写真を見た日本中のすけべな男たちが、寛子をオナペットにして大量のザーメンを寛子のこの写真にぶっかけるんだよ。寛子は、不特定多数の男たちの性欲処理メスとして、皆の妄想の中で犯されるんだよ。」

彼氏の言葉が尚更寛子の被虐心を煽ったのだ。

結局、その雑誌を買った社員に、寛子は脅され会社中の男達の性欲処理便所にされた。

毎日、毎日、セックス三昧の日々だったが、親会社にまで知れるところとなり、寛子は会社を辞めた。

そして、今の小さな会社に再就職したのだった。



ミニのスカートの上に薄いニットのセーターを着る。

セーターは、ゆったりしているように見えるが、胸の辺りは細身に出来ていて寛子の胸を必要以上に強調してみせた。スカートは、かなり短い。ただ座っているだけでも、注意していなければ、すぐに中が見えてしまうだろう。その上、今日は下着を身に付けれないのだ。

彼氏が好むスカートやセーターだった。男達に視姦される寛子を男は愛していた。

顔が淫らになっている。

瞼はぷっくり腫れたようになり、瞳が濡れたように潤んでいる。セックスしたばかりの顔のようだ。全身鏡に自分の姿を映した寛子は、自分でスカートを捲くってみた。卑猥な黒い痴毛に覆われた股間が曝け出された。思わず、右手の中指で熱く火照っている股間に触れてしまう。



「あっ!」短くしかし、潤みきった声が寛子の唇から漏れた。

この状態で電車に乗るのかと思うと寛子は混乱した。

もし、痴漢に触られたら……。







改札口を抜け、寛子はホームに立ち、入ってくる電車を待った。

階段を登る時は、ドキドキした。後ろから登ってくる沢山の人たちの視線から自分を守れただろうか?

電車が滑り込むようにホームに入り込んでくる。



寛子は、乗り込んだところと反対側の出口のそばの手すりにつかまった。流石に席に座る勇気は無い。このスカートの丈では、完全に隠しきることは難しい。

「見られるかもしれない」という気持ちは、寛子を興奮させたが、「見られたい」わけでは無い。それは、あまりに危険すぎる。

何しろ、一人でいるのだ。

駅に停車するたびに、人が乗り混んでくる。

乗客は、つぎつぎと増え、いつの間にか満員とは言えないが、かなりの人数になっている。

寛子の横や後ろにも人が、立っている。

そんな時、寛子の前に男が強引に割り込んできた。寛子の方を向いて立つ。寛子と丁度向かい合うようなかたちになった。



突然、後ろの男が寛子の尻をゆっくりと撫で始めた。寛子の肩がぴくっと反射する。

痴漢だ!寛子はうろたえた。

何故?そんな。

下着を身に付けず出かけた自分を悔やんだ。

会社に出社してから、下着を脱いだとしてもバレルわけはなかったはずだ。

自分自身、淫らな気持ちになったために結局ノーパンで電車に乗ってしまった。

もし、男が気付けば男は狂気するだろう。

なにしろ、下着を着けていない女だ。痴漢にとっては、格好の標的となる。

男の手を払おうと寛子は、手を後ろへ回した。いや、回したはずだった。

が、手は後ろへ回らない。

寛子は、再びうろたえた。何が起きたのか良くわからない。

寛子の右手は寛子の右にいる男が何としっかりと捕まえていた。

尚も動かそうと抵抗する寛子の手を男は抑え込み、脇の下から手を差し伸べ、寛子の胸を揉み始める。

痴漢だ。後ろの男と組んでいるのだろうか?

後ろの男は、寛子がノーパンなのに気付いたに違いない。スカートを捲り、太腿を撫で上げ、寛子の尻を直接触っている。寛子は絶望的に気分になった。寛子は、左の乳房に男の手が、被さっているのに気付いた。

左も?!痴漢達に囲まれている?

動揺した寛子に、寛子の向かいに立っている男が口をゆがめて笑った。



「お嬢さん、これは驚いたね。ノーパン・ノーブラじゃないの?俺たちみたいな男に触って欲しかったんだね。」

そう寛子の耳元で男は囁きながら、突然、寛子のスカートを捲くりあげ、寛子の股間に手を差し入れ、そして、敏感なクリトリスを撫で上げた。「あっ!」寛子が小さく声をもらした。

後ろや両脇の男たちの動きに集中していた寛子にとっては、完全に不意をつかれた行動だった。

寛子は、四方を痴漢に囲まれていた。

それも、4人のグループのようだ。’

ミニスカートでセクシーなセーターを着た寛子は、電車に乗る前から狙われていたに違いない。

痴漢たちにとっては、狙った獲物がノーパン・ノーブラとくれば、最高のご馳走だ。ノーパン、ノーブラで電車に乗り込む女だ。若い上等の淫乱に違いない。



「ほら、もう感じてるじゃないか?え、お○んこも、もうびしょびしょだよ。淫乱な
女だね。」

寛子は、彼氏に、きわどい、恥ずかしい言葉を言われ、そして、寛子自身からも言わされ、男の言葉虐めにもっとも激しく反応するように躾られている。

しかし、その躾は今の寛子にとっては、寛子を絶望的な状態に追い込むことになった。痴漢のセリフは、寛子の身体を快感に至らせるには、実に、効果的だったのである。男達は、寛子の身体に手を這わせ、寛子の身体を玩具にしていく。

先程の男のセリフに誘発され、寛子は痴漢たちの愛撫に本気で感じ出してしまっていた。股間から熱い愛液がほとばしっているのが自分でも分かる。男達にもっともっと貪ってもらいたかった。

自分の身体を玩具にして欲しかった。 寛子のマゾの血がふつふつと沸き上がって行った。

前に立っている男の指は、すでに寛子の中に入り込み、円を書くように掻き乱している。

寛子は、顔を熱くし、思わず声が漏れそうになる。

寛子は、何時の間にか、男達が痴漢であることも忘れ、愛撫に身を委ねきっていた。

寛子は知らず知らず前の男に身を持たれ掛けさせ、顔を男の胸にうずめていた。

突然、前の男が寛子の左足を持ち上げた。そして、男は、いきり立った自分の物を濡れそぼった寛子の中に嵌めようとする。電車の中での挿入だ。寛子は流石に驚き、懸命に抵抗しようとする。

その寛子の髪をつかみ、顔を引き寄せると男が言った。

「こら淫乱なお嬢さん、大人しくしないと、ここにいる乗客たちの前に裸で放り出すよ。ノーパン・ノーブラでこんな淫乱なスカートを穿いて痴漢に会いに来てるってばれても平気かい?まわりの乗客から変態よって嘲られるのは、あんただよ。」

「お願いです。許してください。」寛子は小声でだが、強く男に哀願した。

まわりの乗客に知られることは何より怖い。同じ会社の人間や知り合いがいないとも限らない。いや、近所に住む人だっているかもしれないのだ。

「だったら、ここで、素直に俺の精液便所になるんだよ。」

また、寛子の頭を熱くするような、淫猥なセリフを男が寛子に投げかけた。

寛子の左足を再び深く抱え込むと、男は、自分の一物をついに寛子の中に深く挿入した。

「あっー。」思わず寛子の口から声が漏れる。

そして、男は獣のように、激しく腰を動かし始めた。

電車の中で、このような動きができるのは、何度も同じ経験をしているのに違いない。

他にもきっと、寛子のように、この男達に電車の中で犯された女性がいるに違いないのだ。

と、言うことはこの男たちは痴漢の常習犯でありたくさんの女を獲物にしているのだ。逃げ切れる望みは絶望的だった。



周りの3人は、相変わらず寛子の身体を弄びながら、寛子を回りの乗客の目から隠し、男がピストンしやすいように、寛子の身体を支えている。

寛子は電車の中であることや、周りの人間の視線など、次第にどうでも良くなってきていた。

快感が寛子から理性を奪い取り始めていたのである。

快感に身体を委ね、ただひたすら声を必死でこらえていた。

「うっ!」男が低くうめいた。

寛子の中に男の精液が溢れでた。 股間から太腿を熱い精液が溢れ出す。男が引き抜くと、更に大量の白く熱い液が寛子の太腿をたどって下に流れていく。

男は寛子の耳元で言った。

「お嬢さん、良いお○んこを持ってるね。 次の駅でおりてもらうよ。今日はお前は俺たちの精液処理便所になってもらうよ。公衆便所女にね。」

こくりと寛子が頷いた。

余りの快感に我を忘れ、思考能力の停止した寛子には男の言葉に頷く意外のことは考えられなかったのであった。

 


 

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