石田紫織 ROOM

 


部屋に戻った寛子は、まだ、身体の疼きが収まらなかった。

まさか、会社の書庫で、会社の文房具を納めている業者にあんな風にされるとは、思いもしていなかった。いつものように、文房具を納めに来た男を寛子は疑いもせずに、自分ひとりで書庫に連れて行ったのだった。とつぜん、男が後ろから、寛子の胸に手を伸ばし揉みしだき始めた時は、驚きのあまり声も出なかったのだ。

男は、寛子の敏感な耳元に口を寄せると言った。

「青沼さん、声を出して恥じをかくのは、あんただよ。俺は、仕事も無くすだろうし、会社だって首だろう。でも、あんたは、俺に犯されたって会社中で噂の的になるよ。恥づかしくって、あんただって、会社にはいられなくなるんだよ。」

寛子が、男の言葉に動揺している隙を狙って、男の手は、寛子のスカートの中に侵入し、寛子の「紐パン」をすばやく奪い取っていた。

その日に限って、朝の満員電車の中で、パンストがデンセンしてしまい、寛子は生足のままで、仕事をしていたのだった。

しかも、タイミングが悪かった。

最近、会っていない不倫中の彼氏のことをボーっと思いながら机に座っていた寛子は、彼氏の物で貫かれる自分を想像して、濡れてしまっていたのだ。辱められて感じる自分の姿に。

この前の彼氏の電話の声が耳に響く。

彼氏は、寛子が他の男に、じろじろと性欲の混じった眼で、視姦された話を聞くことが大好きだったし、寛子にも視姦されるようにセクシーな服装、特に超ミニを着ることを勧めた。

それのみならず、他の男に抱かれた話やいやらしいことをされた話もいつも聞きたがった。寛子も照れながら、誤魔化そうとしながらも、そんな彼氏の性癖が大好きだったのだ。

自分でもマゾッ気があると自覚している寛子は恥ずかしさや辱められることに濡れてしまう。身体が疼くのだ。虐めて欲しい。そう思うのだ。

この男にされたことを聞けば、彼氏はきっと喜ぶに違いない。そして、それを材料に寛子を虐めるに違いない。そして、そうされれば、寛子はもっと感じるのだ。そう思うと尚更、寛子の蜜壺から、愛液が溢れてくる。そんなところを男は弄ったから、狂気したように喜んだ。

「やっぱりだね。青沼さん。あんた、俺が狙っていたとおりのスケベ女なんだ。このおマンコの濡れ具合はなんだよ。あんた、仕事しながらオナニーでもしていたんじゃないか?いつも、あんたを犯したいって思ってたんだよ。」

男は、勝ち誇ったように笑いながら、寛子の敏感な部分に触れてくる。寛子の身体が思わず、のけぞるように快感の衝撃に打たれた。

「あーっ!」

思わず寛子の口から声がもれた。

「もう、我慢できねぇ。」

男は、そう言うと寛子の背中を壁に押し付け、片足を抱え込むように持ち上げると、寛子の中に自分の猛り狂った怒張を突き入れた。

感じてしまっている寛子が、思わず両手を男の首に回した。 いけないこれでは和姦になる。男は、寛子の唇を貪るように、自分の口で塞ぎ舌を突き入れてくる。寛子も思わず自分の舌を絡ませ、吸い上げてしまう。 寛子は感じていた。

異常なシチュエーションが尚更、寛子を燃え上がらせた。

男が腰を大きく動かしながら、寛子に言った。

「ほれ、青沼さん、感じるんだろう。もう、おマンコはビショビショだよ。俺のものを絡め取るように締め付けてくるよ。良いおマンコだよ。淫乱で、どすけべな女の持ち物だよ。

ほら、感じるって言ってみろよ。今までも沢山の男のチンポを咥え込んできたんだろうよ。」

確かに寛子は、感じていた。もう、腰から下が蕩けそうだった。
男が足を抱き上げていなければ、その場にしゃがみ混んでしまいそうだ。しかし、感じてるとは言いたくなかった。

言えば、男はこれから、半永久的に寛子の身体を求めてくるに違いない。

しかし、男の言葉は、もっと残酷だった。寛子の快感を見て取った男は反撃に出たのだった。

「青沼さん。良いんだよ。言いたくなければ、おれのこの物をここで、引き抜くだけだよ。」

寛子は、腰を男の物を抜かれまいと男の腰に押し付ける。

だが、するりと抜けそうになるところまで、男は腰を引くのだった。

「あ、いやぁ。」

抜けそうになる怒張に快感を追い求め始めた寛子の身体は、もう、止まらなかった。

「感じてます。」

そう寛子は、小さな消え入るような声で呟いた。

「それじゃ、だめだよ。ちゃんと言うんだよ。私は、犯されて感じる度スケベ女です。

これからは、いつでも、私の身体で性欲処理をしてくださいませってな。」

男が片手で、寛子の顎を持ち上げるようにして言った。

「言わなきゃ、抜くだけだよ。」寛子の身体が、震え出していた。

「わたしは、犯されて感じる淫らな女です。これからは、いつでもセックスしてください。」

「駄目だろう。セックスなんかじゃねぇよ。性欲処理女だろ。」

男は、勝ち誇ったように寛子に言葉を投げ付ける。

「あー、そうです。青沼寛子は、あなたの性欲処理女です。」

この男に脅かされ毎日犯される。マゾの寛子には最高の贈り物だった。

これからの毎日は、快感の渦の中にいれる。



その日の午後、事務所での時間を寛子は、ぼんやりと過ごした。

仕事が全くと言って良い程、手に付かなかったのである。

下半身は、まだ熱く火照っていたし、なにより男にパンティを持ち去られてしまった為、午後の時間をノーパンで過ごすことになってしまっていた。

彼氏からの命令で、寛子は職場の男たちの煽情を煽るように、毎日の仕事をミニスカートで過ごすことを義務ずけられている。視姦の毎日である。きっと社員の頭の中で、自分は何度も犯されているに違いない。たまに、「見えているのかしら?」と思うこともある。社員たちの視線が太腿に突き刺さり、張り付いてすらあることが良くあるのだった。

とりわけ、今日は気をつけないといけない。もし、ノーパンで居る事がばれたら大変なことになる。それでなくとも、社員の一人に

「寛子ちゃん、今日は文房具に入荷に時間かかってたね。」

と言われ、思わずしどろもどろになってしまった。

寛子は、その社員があまり好きではなかった。他所の会社からの出向社員であったが、ネチネチと自分の安全を確認しながら、口説いてくることが嫌だった。

マゾ気質の寛子は、自分を強引に奪ってくれるような男に魅力を感じる。ネチネチとしたアピールは最も嫌うところだった。

だが、その男の言葉は、文房具屋の男から、明日の夜、付き合うように命じられていることを思い出させた。男にとって、寛子はすっかり獲物に違いなかった。

明日の夜は、どんなことを要求されるのだろう?

しかし、従わざるを得ないだろう。

身体に痛みを与えたり、傷つけたりするタイプでは、無いようだ。
それよりも、寛子を快感の虜にすることに興味を抱くタイプのようだ。想像すると股間がまた濡れてくるのがわかる。

男の射精の後、寛子はその後始末を口できれいにするように命じられた。普段から、彼氏のものを飲まされ、口で綺麗にさせられている寛子は素直に従った。

彼氏の精液よりも濃く、匂いがきつかった。

男とのセックスが、職場にばれることも怖かったが、男に犯され、脅かされるという異常な状況に背筋がぞくぞくする程、寛子は感じてしまっていたのも事実であった。

時計の針が6時を回り、職場を後にする為に寛子が帰り支度を始めた。

「寛子ちゃん、帰るの?」



寛子の嫌っている社員が尋ねた。

「ハイ。今日は、失礼します。」

寛子は、無理に笑顔を作って答えた。

「俺、ちょっと客先に行かなきゃいけないんだ。一緒に出ようよ。」

寛子は、内心、顔をしかめた。

この男と一緒に出るなんて。しかし、断れば、ギクシャクとするだろう。他の社員も仕事をしながら、会話を聞いているのだから。
男と連れ添って、寛子はエレベーターの前に立った。

「今日は、寛子ちゃん、何だかいつもにも増して色っぽいね。眼の周りなんてちょっと腫れぼったくなっていてさ。」

男の性欲をたたえた視線が寛子の身体を這った。

「そうですか?」わざとそっけなく寛子は応えた。

エレベーターのドアが開き、二人で乗り込む。

その時、本当に突然だった。

男が寛子をエレベーターの壁際に押し付け、スカートの中を弄った。

「やっぱりね。ノーパンだと思ったんだ。」

男が勝ち誇ったように囁いた。

寛子が動揺する間も無く、男の口が寛子の口を塞いだ。

口を引き離すと男は、言った。

「精液臭いよ。寛子ちゃん。あのオヤジにやっぱり、やらせたんだろう。」

男は、そういうと寛子の愛液で、濡れた指を見せつけるようにしゃぶった。寛子は、呆然としていた。この男に気づかれていたとは思わなかった。

全くの油断だった。男が、寛子のスカートの中を覗くことが毎日の楽しみであることなんて、寛子は、全く思いもしていなかったのだ。こうなっては、言い逃れは出来ないだろう。寛子は、絶望的な気分になった。男は当然身体を求めてくるだろう。そして、寛子にはそれを拒む術はないのだ。

一日に二人の男に犯される。それも、輪姦でなく別々の男たちの玩具にされるのだ。そして、それは、きっとこれから毎日続くに違いない。寛子は、これから、性玩具として、男達の性欲処理女にされていくのだ。

呆然と立ち尽くす寛子に男が言った。

「寛子ちゃん、良いかい。明日から、必ずノーパンで来るんだよ。良いね。」



寛子の目を見つめながら男は強い口調でそう告げたのだった。

「じゃぁ、行こうか。」

後ろから、寛子の尻の割れ目に手を沿わせながら、男は言った。

「何処へ」それは、愚問だった。

これから、ホテルで、寛子は、男の餌として貪られるのだ。

 


 

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